医院名 |
---|
医療法人社団 泰史会 小林クリニック |
院長 |
小林 裕史 |
住所 |
〒367-0026 埼玉県本庄市朝日町2丁目5-8 |
診療科目 |
整形外科・麻酔科(痛みの治療)・外科・内科・アレルギー科・リウマチ科 |
電話番号 |
0495-23-3371 |
最近、高齢化が年々進んでいる世の中ですが、骨粗鬆症になっていても気づかない人が増えています。骨粗鬆症になると、骨の中の骨密度(骨の中の気質)が低下し、中がヘチマのようになり骨折しやすい原因になってしまいます。
また、最近では、男女を問わず20代・30代の人達の中でも骨粗鬆症が増えてきています。これは、子供の頃からの食べ物に対しての好き嫌いや、運動不足が原因と考えられています。
DEXA法検査装置
特に女性の人の85〜90%は、閉経後になると言われています。これは、女性ホルモンのエストロゲンが関与しています。また、男性の人でも、10〜15%は骨粗鬆症になります。子供の頃からのカルシウムの摂取不足に問題があります。又、他の原因では、膠原病や関節リウマチでステロイドホルモン剤の使用によるステロイド骨粗鬆症もみられます。
骨粗鬆症の検査は、痛みもなく簡単に検査することができます。現在では、デキサ法(DEXA法)という検査の機械で簡単に正確に骨密度の検査を行うことができます。
今までは、手や足のかかとや橈骨等で、レントゲンや超音波エコーで検査していましたが、数年前に世界基準がデキサ法の数値に変わりました。また、血液検査や尿検査でNTX、BAP等の検査をしていましたが、現在では、TRACP-5bというさらに正確な血液検査も行われるようになってきました。
当院では、最新のデキサ法の検査機器でも、全身の骨の状態までもみられる機種をそなえています。
一般的には、腰椎や大腿骨で検査するのが一番正確と言われています。これらの検査は全て保険で受けられます。ぜひ一度、骨の専門外来を受診し、御自身の骨の状態を把握していただきたいと思います!
これからは、予防医学が重要です!体を支えている骨の状態を正確に知って、今後の予防にお役立ていただきたいと思います!